• 指先に痛みやしびれがある
• 手首や腕に痛みがある
• 産後、手首を痛めやすくなった
• 赤ちゃんを抱っこすると手首が痛い

指先や手首にしびれるような痛みが現れるのは、患部の使い過ぎによる炎症が原因だとされています。他には、細菌感染による化膿性腱鞘炎、指の腱の炎症が原因であるばね指などの可能性もあり、原因によって適切な治療法が変わってきます。

産後の女性に多い腱鞘炎

産後から育児中の女性の方は、腱鞘炎にかかりやすいといわれています。この時期の女性は、出産後のホルモンバランスの崩れによって普段よりも痛みが出やすい状態にあります。それに加えて、毎日の授乳や抱っこなどの赤ちゃんのお世話が続くため、手首や腕が疲れて痛みやしびれなどの症状が現れます。また、授乳中は痛み止め薬を避けることから、痛みを我慢するしかないという方も多いです。当院では、薬を使わない安全な方法で症状を改善していきますので、お気軽にご相談ください。

腱鞘炎になりやすい仕事やスポーツ

腱鞘炎にはさまざまなタイプがありますが、最も多いものはオーバーユースによって起こる狭窄症腱鞘炎です。特に、デスクワークでパソコン作業をよくされる方、ハンドルを握る時間が長いドライバーの方、道具を握る作業が多い調理師の方、テニスやゴルフなどのスポーツをされている方は、腱鞘炎になりやすいので注意が必要です。

腱鞘炎は、患部の使い過ぎによる負担で炎症が起こっていることが原因です。治療では、まず超音波治療機器を使用しながら炎症を抑えていきます。この超音波治療機器はスポーツのケガにも有効で、早期回復を促す効果もあります。
また、全身の骨格に歪みが生じている場合や、手首や腕の使い方に問題がある場合は、いくら患部の炎症を抑えても症状が悪化してしまうので、患部の症状改善だけではなく、全身のバランスに注目したアプローチを行います。不自然な姿勢が痛みを招くケースも多いので、日常生活の動作の見直しや改善もポイントになります。腱鞘炎でお悩みの方は当院までご相談ください。